前回Linux Mintで色々設定を自分でやってみて何となくやり方が解ったような気分になってきたため、最近のPuppyを改めてインストールしてみようと思いました。
今回インストールしたのは
Lucid Puppy 5.2.8 日本語版
Wary 5.5 (Puppy 4.3.1後継)
それぞれにWacomドライバを入れてみました。
Lucidにはintuos2、WaryにはFAVOを繋げてみます。
この記事では、Wary5.5を日本語化しWacomタブレットドライバを入れるまでを説明。
Puppy用PCスペック
CPU - Duron 800MHz
Memory - 512MB
HDD - 40GB
Meは削除し完全にPuppy用にしています。
1.
Wary5.5 はまだ日本語版が出ていないので、公式からダウンロードしたものを手動で日本語化します。
http://ameblo.jp/gokurakuhaze/entry-11419596948.html
に詳しく書いてあります。
wary-5.5.iso をCDに焼くか、 UNetbootin でUSBにインストール。
このPCの場合、USBブートに対応していないらしくBIOSをあちこち探してもboot設定にMOディスクからとかネットワークからとかLS-120(って何よ…)しかなかったので、CD-RWに焼きました。
メディアからWaryを起動したら日本語化します。
左下のメニューからインターネットブラウザのSeaMonkeyを立ち上げ、
http://101.143.161.76/puppy/wary/opt/
から
lang_pack_ja-1.5b.sfs
をダウンロードし保存。
デフォルトだと、デスクトップ左上の「ファイル」というアイコンから入った「my-documents」というディレクトリの中にダウンロードされます。
そこに保存されたlang_pack_ja-1.5b.sfsをクリックしてインストール。
Xサーバーの再起動を促されるのでOKを押して従います。
画面が再起動したらデスクトップのアイコンが日本語になっているはず。

後はfrugalインストールで設定ファイル作成等をします。
CD起動のまま色々ソフトを入れて、後からHDDにfrugalインストールしようとしたら何がいけなかったのか設定ファイルの読み込みが上手く行きませんでしたので、この時点でHDDにfrugalインストールしてしまった方が後々面倒な事態にならないみたい。
フルインストールよりfrugalインストールの方が.isoからファイルをコピーして置き換えるだけなのでアップデートが簡単だそうです。
2.
Wary5.5 のWacomタブレットドライバをインストール。
http://101.143.161.76/puppy/wary/opt/
から
linuxwacom-0.8.8-11-k2.6.32.28-w5.pet
をダウンロードして、先ほどのmay-documentsの中のファイルをクリックでインストール。
一旦再起動します。
再起動後に、
/etc/X11/xorg.conf
を念のためコピーしてリネームしバックアップしておきます。
xorg.confをエディタで開き、一番最後の行の
#PuppyHardwareProfile=各PC名
の前に
http://ameblo.jp/mizuki-graph/entry-10934669391.html
から
Section "InputDevice" Driver "wacom" Identifier "stylus" Option "Device" "/dev/input/wacom" Option "Type" "stylus" Option "USB" "on" Option "Mode" "Absolute" #"Relative" EndSection Section "InputDevice" Driver "wacom" Identifier "eraser" Option "Device" "/dev/input/wacom" Option "Type" "eraser" Option "USB" "on" Option "Mode" "Absolute" #"Relative" EndSection Section "InputDevice" Driver "wacom" Identifier "cursor" Option "Device" "/dev/input/wacom" Option "Type" "cursor" Option "USB" "on" Option "Mode" "Relative" #"Absolute" EndSection
更に、
Section "ServerLayout" ~ EndSection
の間に、
InputDevice "stylus" "SendCoreEvents" InputDevice "eraser" "SendCoreEvents" InputDevice "cursor" "SendCoreEvents"
を追加して保存。
デスクトップ左下のメニューから再起動。
Wary5.5 で筆圧が効くようになります。
詳しい設定は色々解説しているサイトがあるかと。
mtPaintでの例。

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