2013年5月12日日曜日

Puppy Linux (Lucid 5.2.8) 日本語版でのワコムタブレットドライバ

Wary5.5にワコムタブレットドライバをインストールした時と違って、単純にインストールと設定ファイルを弄っただけではできなかったのでやや面倒。

Puppy Linux Discussion Forum :: View topic - How to set up a Wacom Tablet

からLucid用タブレットドライバ

xf86-input_k.2.6.33_lucid-wacom-0.17.0.pet

をダウンロード。
ローカルに保存した.petをクリックしてインストール。
再起動。

ここまでは同じなんですが、

/etc/X11/xorg.conf

を開いてみても、追加されているはずの
Section "Device"
以下に並んでいるはずの項目がない。

仕方ないので、ドライバをインストール後にxorg.confと同じディレクトリ/etc/X11/に作成される

wacom_xorgdotconf_bits.txt

というファイルにある
Section "InputDevice"
の項目をxorg.confにコピペして再起動してみました。

すると何やらエラーが出ました。

表示がずれて左端が切れてますが。
多分xorg.confの記述が正しくなくてXデスクトップシステムを読みこめないのかな?
xorgwizard
と打って設定をやり直すようです。



Puppy Video Wizard でProbeを選び。



モニタの解像度に合ったものを選択。
赤い文字が出てきて不安になってくる。



一応これでいいんじゃないかなー…と不安ながらも、
xwin
と打つとPuppyの起動に入り、一安心しました。

再度xorg.confを開くと、Wary5.5の時と同じく
Section "Device"
の項目がずらっと並んでいましたので、今度こそwacom_xorgdotconf_bits.txtから必要な項目をコピペ。

Section "InputDevice"

の項目を最後の行の直前に追加。
更に、

Section "ServerLayout"

の項目内に、

InputDevice    "stylus"
    InputDevice    "eraser"
    InputDevice    "cursor"

を追加。
InputDevice    "pad"
は無くても良さそう。

再起動したらタブレットが使えるようになりました。
前回となるべく環境を同じにして比較するたFAVOを繋いで試し描き。

mtPaint


GIMP 2.6.8


エラーや再設定しなくても可能な方法があるのかどうかもわからないですが…。
本当にこれで良いのか疑問はありますが、普通に使えるようなので大丈夫ではないかと。
Wary5.5にタブレットドライバをインストールした後のxorg.confの
Section "Device"
項目と、あまり変わらないの項目が追加されていましたので多分支障はないはず。

古いペンタブレットしか持っていないので、もしかすると新しいペンタブレットだと何か変になる場合があるのかもしれませんが。



個人的にWary5.5よりLucid5.2.8の方が軽い気がしました。
Wikiによると、LucidはUbuntu 10互換で古いLinuxカーネルを使っていて、バージョンアップはないようです。代わりに色々なソフトやノウハウが多い。
WaryはPuppy4.3.1と同じ系統で古いハードのサポートをしたまま新しいカーネルになり、これから発展するようです。
色々なバージョンがあるので4GB以上のメモリを扱えるPuppyとかあるようですね。
XPより前のハードを使っていて制限があるような場合はWaryで、XPで最近のソフトも軽快に動くようなスペックならPreciseやRacy、Slackoなど他のPuppyが良いみたいです。日本語フォーラムではUbuntu 12互換のPreciseの日本語化が進んでいるようです。

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